メノーです。
今回は、
医師バイトを始める前の準備について説明します。
医者は晴れて2年間の初期臨床研修医を修了すると、ほとんどの人はいよいよ専門分野に進んでいきます。
その際に初期臨床研修医を修了すると同時に、
バイトする権利を獲得する事ができます。
初期研修医のバイトは禁止されておりますのでご注意を。
その際に、後期研修医になって専門の勉強や、仕事が忙しくなる前に、
研修医の内に準備しておいた方が良い事についてアドバイスしておこうと思います。
なかなか専門に行ってからの仕事が始まるとバイトどころではなくなってしまうケースも多いですからね。
かといって研修医のうちからバイトの事まで考えている人は少ないです。
自分が研修医の時も周りは進む専門科の勉強をせっせとしていましたが、
自分はそれ+バイトの準備をしていました。
そのおかげで後期研修医になってからすぐバイトを始められたし、案の定後期研修医の始めは覚える事が多すぎてバイトの準備どころではなかったので、
やっぱ正解だったなと感じました。
といってもたいして労力のいらない事なので、簡単に紹介していきます。
①提出資料をPDF化しておく
バイトする際に最も面倒に感じる事の一つとして、
会社ごとにいちいち書類を提出しなければならない事があります。
基本的にはスポットのバイトという形式が多いので、毎回毎回違った会社のバイトになり、毎回医師免許証などの必要書類を提出させられる事が多いです。
ここが一番ストレスです。
このポイントに対する対策として、
必要書類をPDF化してパソコンやUSBメモリに入れておく
のが最も良い方法だと思います。
主な必要書類としては、
・医師免許証 ・マイナンバー証明書 ・保険医登録証 ・身分証明書(運転免許証) ・研修修了証明書 ・臨床研修登録証明書(研修医修了後半年くらい経たないともらえないです) |
がメインの提出書類になります。
自分はこれらの書類を各10部ずつくらい刷ってファイルに入れていつも持ち歩くようにしています。
もうバイトの度提出させられるので考えるのが面倒なので全部まとめて持ち歩くようにしています。
でもその方が何も考えなくて良いのでストレスが少ないですよ。
②バイト業者との契約を済ませておく
もう一つ研修医の内に済ませておきたい事として、
バイト業者との契約があります。
中には、
『初期研修医のうちはバイトは禁止されている為、3年目以降の契約をお願いします...』
とか言ってくる融通のきかない業者もありましたけど(笑)
(そんな事重々承知してて、忙しくなる前に契約しときたいんや!!って感じなんですがね...)
多くの業者はそういった事情も把握しており、初期研修医の内から契約を始めさせてくれます。
まあ初期研修の終わりがけの、次の職場や科が決まってからの方がスムーズですね。
バイト業者によってはネットで登録し、電話で契約完了!という簡易な所もありますが、
面談をしなければならないケースも存在します。
そして面談をしてくれる業者はそれなりに信頼できる所が多い印象です。
面談をしている分、バイトを依頼する検診会社などからも信頼されています。
基本的に面談に関しては自分の職場や自宅の近くまで業者のエージェントが赴いて下さるので、そこまで手間はかかりません。
最終的にはバイト業者は4-5個登録しておくと、美味しいスポット案件をもれなくチェックする事ができます。
最初の段階では1-2個で良いと思いますので、初期研修医のうちに面接をして、バイトの雰囲気もつかんでおきましょう。
まとめ
まとめると、
①提出資料をPDF化しておく ②バイト業者との契約を済ませておく |
初期研修医のうちにこの2要項を完了させましょう。
後期研修医としての仕事がスタートすると覚えなければいけない事が山ほどあり、
職場が変わるような事があっては尚更疲弊してしまいます。
是非研修医の終わりの段階でこれらの2stepを済ませておく事をお勧めします。