メノーです。
今回の記事では、できるだけ収入を増やしていきたい医者向けに、副収入を得る際に重要になってくるある概念についてお話したいと思います。
『フロー型ビジネス』
『ストック型ビジネス』
といった言葉を聞いた事がありあますか?
いきなりですが今回は、
『副業をする際に、自分のするビジネスがフロー型なのかストック型なのか意識していますか?』
という問いに関するお話です。
フロー型、ストック型という単語の意味を知らない、聞きならない人は今回覚えましょう。
この概念を理解していく事は、金銭面においてどんなポイントの着地点を目標にしている医者にとっても重要ですので、しっかり意識しておきましょう。
フロー/ストック型ビジネスとはなんぞや?
ではまずは単語の解説からしていきます。
といっても人によって定義づけが微妙に異なったりするので、自分なりの解釈は少々含まれていますが。
フロー型ビジネスとは?
まずはフロー型ビジネスからです。
フロー型ビジネスとはめちゃめちゃ簡単に言えば、
単発で収益の上げられるタイプの仕事
です。
医者で言うならばわかりやすいのが検診、寝当直などのアルバイトでしょうね。
単発契約で大した準備もなしに、ある程度大きな収入を得る事ができます。
ただしイメージしやすいかとは思いますが、再現性、安定性には乏しいのがデメリットです。
ストック型ビジネスとは?
次にストック型ビジネスについてです。
ストック型については、普通に副業せずに勤務医をしていたらあまり触れない分野かもしれませんね。
簡単にいうと、
『自分で定期的に安定した収入が入ってしまう仕組みを作ってしまうビジネス』
です。
メリットは一過性の利益しかないフロー型ビジネスと比較して、半永久的に収入が入ってくる為、長期間活動する程利潤を得られる事。
ただしある程度準備期間を要する事、必ずしも利益を上げられる訳ではない事がデメリットですね。
医者の実例でいうと、
・医者のポイントサイト
・ブログ、オンラインサロン
・クラウドソーシング
・不動産
...etc
といった所でしょうか。
ブログや不動産は、仕組みの作り方から目利きの仕方までしっかりとした勉強なので、忙しい臨床医にとってはそれだけである程度の障壁があります。
ポイントサイトは登録してポイントの獲得方法を体で覚えるだけなので楽でしょう。
クラウドソーシングは特に準備はいらないです。ただ登録するだけです。
フロー/ストック型ビジネスの実例
フロー/ストック型ビジネスの違いの具体的な例としては、不動産の例えがわかりやすいです。
不動産を所有していて定期的な家賃収入をコツコツ獲得するのが、『ストック』で、
不動産を売却して莫大な利益を一気に得るのが『フロー』です。
医者の副業でいうなら、
例えば医者のポイントサイトをフルで運用したらだいたい年25万円の収益になります。こちらが『ストック』です。
習慣化してしまえば月2万円が安定して入ってきます。
1年で25万円稼いだとして、来年も同程度の収入が見込めるのがストック型の魅力です。
ポイントサイトの場合は、強いて言えば習慣化するまでが勝負ですね。
他のストック型ビジネスの場合は仕組みかするまでがなかなか骨が折れます。
一方で、例えば病院で2泊3日の当直をして25万円獲得するのが、『フロー』です。
短期間の労力で一気に報酬が得られるのが大きな魅力ですね。
ポイントサイトなら1年かかりますから。
ただし再現性はありません。
ただし前者のストック型の報酬に関しては、現行制度が続く限り来年も再来年も25万円が貰える事が濃厚なので、そういった意味ではどんどんストック型の収益を増やす事で安定感は増してきますね。
メモ
・フロー型ビジネスは準備期間は短めでてっとり早く収益を上げる事ができるが、再現性に乏しい
・ストック型ビジネスは収益を上げるのに準備期間を要するが、一旦収益が上がりだすと永続性を持ち、安定感が上がる
医者の副業はあれこれ考えず、フロー+ストックでガンガン稼ぐ!!
まず医者が副業をするにあたっては、医者がフローか、ストックかという事にこだわらず、
使える手段をフルに使ってガンガンに稼ぎましょう。
前の章の例なら、ポイントサイトでしっかりストックの報酬得ながら、バイトでフローの収入も稼ぎましょう。
本業のビジネスとしてやるならフロー/ストック双方のメリット、デメリットを勘案して選択する必要がありますが、副業としてこなすうちはそこまでリスクを背負う状況もないでしょうし、あんまり考え込む必要はないと思います。
......あ、不動産に関しては気を付けて下さいね(笑)
別にどちらかではなくて、貰えるもんはどっちも貰っとけばいいでしょ、というのが自分の考えですね。
何故フロー/ストックビジネスの考え方が重要なのか?
そうなってくると、
『医者はフローとストックでガンガンに稼げばいいなら、フローだのストックだの気にしなくていーじゃん!』
とお考えになった方もいると思います。
この問いへの答えとしては、『何故ガンガンに稼いでいるのか?』
という本質的な部分を考える必要があります。
結論から申しますと、
『ガンガンに稼いで、手元に残ったお金の使い道』=『資産運用』が関係してくるのです。
資産運用に関しては後日記事を書きますが、基本的に自分が目標としているのは
この1点につきます。
資産の運用に関しては大きなストック性があるという概念を信じているので、ひたすら資本金を増やしているのです。
倍々計算とまではいかないものの、資産運用に関しては運用額が上がれば上がる程ローリスクな選択肢で利潤を増やせる可能性が上がってきます。
資産の大小に応じて、銀行から融資を引ける金額も変動します。こちらは不動産投資において大きな違いとなってきます。
なので例えば1億円なら1億円、5000万なら5000万円を目標に小さなフロー+小さなストックで資産を順調に増やしていき、大きなストックの軌道に乗せる事、ひいては収入の自動化をしていこうと目論んでいる訳です。
決して闇雲に貯金している訳ではございません。(笑)
なので、もしこの考え方に賛同して頂けるのであれば、今回『フロー型』、『ストック型』の2つのビジネスモデルを理解して頂き、
・小さなフロー+小さなストック⇒大きなストック⇒収入の自動化
というフローチャートを遂行していくのは一つの手かな、と思っております。
良ければ参考にして下さいね。