医者の仕事の効率化

『認定産業医資格』の最も効率の良い取得方法とは?

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こんにちは。メノーです。

皆さんは『産業医』というジャンルの人達がどのような仕事をしているかご存知ですか?

産業医は『資格』さえ取得できれば、医師免許を持っていれば誰でも産業医として仕事を始める事ができます。

 

専属産業医として産業医メインで一つの会社で働く事も可能ですし、嘱託産業医として週1から副業としての働き方も可能で女性も働きやすい条件が整っていると言えます。

 

大変魅力的な産業医という職業なのですが、その資格取得の方法が少し複雑なので、解説していきたいと思います。

 

産業医とは?

まず産業医とはなんなのかについて簡単に説明します。

産業医とは、簡単に言えば、

『職場のお医者さん』です。

 

事業所やオフィスにおいて、労働者の肉体的、精神的な健康管理について専門的な立場からアドバイスをしていくのを生業としています。

 

現代では労働環境の問題についてメディアで言及する産業医も多く、徐々にその認知度は高まっています。

メディアに露出している産業医の先生でいうなれば、

大室正志先生がその代表格ですね。

 

産業医にはどうやってなるの?

産業医として仕事をする為には、医師免許に加えて、

認定産業医

という資格さえあればすぐに産業医として仕事を始める事ができます。

認定産業医取得後は労働衛生コンサルタントなど追加で取得できる資格もありますが、さしあたって仕事を始めるにはまず認定産業医から、という事になります。

 

ではその認定産業医のなり方ですが、

 

日本医師会が定期的に開催している、認定産業医のための

『基礎研修』

を受講し、産業医認定の申請をする事で晴れて認定産業医の仲間入りを果たす事ができます。

産業医研修の内容は?

 

 

 

では基礎研修の内容について説明していきます。

基礎研修は、

基礎研修=前期研修+実地研修+後期研修

 

という3つの研修で構成されており、それぞれ一定の単位取得が義務付けられています。

それぞれで

 

14+10+26=合計50単位

 

の単位取得をする事でノルマクリアとなります。

ではそれぞれの研修について簡単に説明していきます。

 

・①前期研修 

こちらは入門的な研修の内容となっております。

14単位以上の単位取得が必要です。

総論/ 健康管理/メンタルヘルス対策...など決まった項目についての単位取得が必要です。

 

単位取得の内容が指定されている点は実地研修、後期研修と異なるので注意して下さい。

 

前期研修に関しては各地域に置いて開催が限られており、基本的にある時期に検索すると1講座予定されているか、全く予定されていないかくらいで思っておいた方が良いでしょう。

 

その為、7単位×2という取得方法もあるにはありますが、開催数が少ないので個人的には前期研修はまとめて取った方が良いかな、と思います。

 

 ・②実地研修

実地研修では、主に言葉の通り職場巡視や作業環境測定実習など、実際の業務に沿った研修を行います。

実地研修は10単位以上の単位が取得できればOKで、講習会の数もそれなりにあるので細切れの研修で取得するのもアリかなと個人的には思います。

 

・③後期研修

後期研修はいわば上2つの総まとめ的な研修です。

より実務的、専門的、そして総括的な研修になります。

後期研修は26単位以上の取得ができればOKで、実地研修と同じく講習会の数はそれなりにあるので、例えば空いている土日なんかに細切れで講習に通って単位を取得してみても良いかもしれません。

 

 

 

時間がとれる人には、産業医集中講座がおススメ

研修の種類に関してですが、もしまとまった時間が取れる方には

50単位集中講座

の受講をおススメしています。

 

こちらは文字通り、

認定産業医になる為に必要な50単位をまとめて一気にとっちゃおう!!

という講座です。

 

1週間程度の期間で朝から晩までぶっ続けで講習を受けますので身も心もへとへとになりますが(笑) いちいち単位勘定をしなくていい事や、予定の合う人と一緒に講習に参加したりできるメリットがあります。

 

有給の取りやすい職場で働いていて、かつ産業医資格の取得を検討している研修医にはこちらの集中講座は大変おススメです。

 

3年目以降はなかなかまとまった休みがとれない場合も多いですからね。

集中講座を実施している機関は限られており、

産業医科大学、岡山大学、東京医科歯科大学、自治医科大学、獨協医科大学、日本医科大学など

で開催されていますので、気になる地域の集中講座があれば調べてみて下さい。

 

尚大変人気なので、募集開始時期には人気アーティストのコンサートのチケットばりに気合を入れて開始時間ぴったりから登録しないとすぐ満席になります(笑)

 

興味のある方は、日本医師会のサイトの認定産業医のページで自分の地域の講習会を検索してみて下さい。

 

地域によって講習会の数が違うと思うので、それぞれの地域によっては産業医大や東京で集中講座を受けた方が効率が良かったり、細切れで通った方がかかる金額を抑えられたりするので、集中講座がいいか、細切れがいいか一概に決める事はできませんね。

 

 

 

産業医資格の申請期間はいつまで?更新は必要?

 

忙しい勤務医にとって、どのくらいの期間の間に講習を受けたら良いのか、またその講習で獲得した単位がどのくらいの間効力を発揮するのかが気になりますよね。

 

日本医師会認定産業医のホームページによると、

『基礎研修』(前期・実地・後期研修)最終受講日から5年以内までに申請すればOK

との事です。

 

集中講座に関しても、集中講座受講後5年以内に申請すればOKとの事でした。

 

要するに途中経過までは獲得した単位に有効期限はなく、50単位獲得してしまうと5年間の有効期限が設定される、という解釈で良いと思います。

 

 

そしてこの際に認定産業医の『更新』に関する問題が生じます。

もし認定産業医の資格を獲得すると、更新が必要になります。

 

認定産業医の生涯研修として、1時間を1単位として、20単位の受講が必要になります。

こちらは5年以内に受講すればOKです。

 

5年で20単位なのでそこまでの負担にはならないでしょうが、更新にはやや手間がいるので、すぐに産業医としての仕事をしないが、後々産業医の資格が必要となってくる..という人は申請をギリギリまで粘って更新の手間を省いたり、50単位を全て獲得しない事でも更新の手間を省けますね。

 

まあ、医師会のサイトでは『出来るだけ早く申請して下さい』との事なので推奨されていないのは確かですが...可能っちゃ可能なので利用してもよいでしょう(笑)

 

まとめ

まあ認定産業医の資格取得について、結局ざっくり言えば

集中講座で一気に取るか、コツコツ取るか

の2択なんですけど、ホントに地域によって開催の頻度が違ってきますし、集中講座だと移動代や宿泊費も関係してくるので、人それぞれメリットのある方を選んで受講するようにして下さいね

 

 

 

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