医者の仕事の効率化 研修医向け記事

医者・研修医の仕事効率化|人格が破綻した医師との付き合い方...

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こんにちは、メノーです。今回はどこの病院でも必ず1人は生息している(笑)イキり研修医についてです。

イキリ研修医の良い所、悪い所、そしてどう接していったらについて説明していきます。

 

人格破綻医師の前段階が『イキり研修医』

医学書や原著論文を読んで勉強していくと、『うちの病院でやっとる事とちゃうやんけ』だとか、『あんな治療エビデンス無いのにな』とか言い出す研修医はいます、絶対。(笑)

そういった『しっかり勉強した事でなんでもできる気になってしまい、かつその感情を心の奥底にしまっておけずあからさまに表出させてしまう研修医』をイキり研修医と定義します。

かくいう自分も言葉にはしないまでも『こんな抗生剤今時出さないだろ...』とか思う事はありました。自分はそこまで表出させる事はなかったですが、研修医同士の会話でそういう陰口を言う輩は多かったですし、ひどい研修医だと上級医に直接無礼な態度で言ったりしていました。(笑)

こういった医者が今後上級医になった時にコミュニケーションのとれない医師になる可能性は非常に高いです(笑)

 

確かに人格破綻医師は『医学的に』正しい事を言っている場合は多い

 

 

研修医に限った事ではないのですが、知識をアップデートしてない開業医やベテラン医師と比較して若い医師の方が最新のエビデンスに基づいた『今現在』正しい治療の知識を持っている事は多いです。

今の医学界では経験よりエビデンスを重要視するケースが多いです。

患者さんの気持ちになってみても『今までやってきてなんとなくBよりAのが治りが良かったから~』よりも『Aを使用した方が有意にBを使用した時より死亡率が低かったというデータがある』の方が安心ですよね。(経験に価値が無いと言うつもりは断じてありません。)

医者になりたてのまっさらな状態で最新のエビデンスに触れられる若手医師の方が『その場』では新しい知識が多いのは例えば専門外であれば致し方ない部分もあります。ベテランの医師達は20年くらい知識をアップデートしてきているので疲弊している事もあるでしょうしね。

若い医師とベテラン医師の治療を比較した時に若い医師の治療した患者の方が死亡率が低かった、なんて論文も見たことがあります。

そういう訳で若手医師が『医学的に』正当な発言をしている事は多く、上級医達もそういった発言に一部耳を傾けなければいけない側面があるのは事実です。

 

『態度』さえ変えればスーパーレジデントになれるのに...

ですから、結局はコミュニケーション能力の問題なのです。

しっかりと礼節を持って、根拠を持って自分の意見を伝える事ができれば、耳を傾けてくれる上級医はいるはずです。ただ医者はプライドが高い人が多いので、いい年こいて理論的な議論ができない、下が礼儀正しい態度で別の意見を言っているのにも関わらず激高するオジサンもいますがそれはその先生が未熟なだけなので気にせずおきましょう。

『アメリカでは研修医が論文持ってきて正しい異論を唱えたら教授が治療方針を変える』事もあるらしいので、日本もそういった先生が増えるといいですね。

そして最近強く感じるのが、セクハラ、モラハラが社会問題になる事で上の立場の人間が『ゆるく、優しく』なる事で今度は下の立場の人間が上下関係に対してルーズになっている傾向にあると思います。

今回は『研修医』を例に挙げましたが、いつでも下の立場の人間は何か異議を申し立てる時は礼節を持って申し立てるべきだと思います。

 

勿論多感な研修医の時期に色々思う事はあるでしょうし、思うべきだと思います。

しかしあくまで大前提として患者さんを診断し、治療し、経過をフォローするという全ての『責任』を負ってくれているのは上級医なのです。研修医は所詮守られている立場である事を忘れてはいけません。

そして研修医はまだ医者になって間もないし、時間もある立場である事も覚えておきましょう。今は猛勉強できているかもしれませんが、20年後家庭を持って、病院の会議や雑務も増えた状態でそのペースで知識をアップデートできる自信があるでしょうか?そこで不安な気持ちがよぎってしまうなら今の上級医を馬鹿にする姿勢は考え物ですね。

 エネルギーがあるなら上級医に対して適切な礼節を持って質問したり議論したりするのは大変素晴らしい事なので実践して欲しいと思います。

『仕事ができる』にはコミュニケーション能力がある事は大前提

勉強量が多い研修医は賞賛に値します。しかし必ずしも知識量が多い事が『仕事』の出来具合に直結している訳ではありません。『仕事ができる』研修医は根底に必ずしっかりしたコミュニケーション能力があります。

周りの医者やコメディカルなくして病院は回らないという事実をしっかり認識して、自分の何倍ともいえる期間医者であり続けている人達へのある程度の尊敬の気持ちを忘れずに日々過ごして欲しいと思います。

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