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医学生向け・転職|医師のマッチングにおいてのブランド病院の優位性とは?

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こんにちは。メノーです。

医学部の大学では、5年生あたりから将来初期臨床研修を行う病院を探す為に『病院見学』が始まります。

 

その際、『あの病院はブランド病院だから人気だよね~』とか言った言葉を耳にすると思います。

 

.....ブランド病院???

 

ブランド病院とは具体的にはなんなのでしょうか?

ブランド病院のメリット・デメリットとは?

具体的に考えていきたいと思います。

 

ちなみに、マッチングで重要視するべきポイントについては下記の記事で紹介してありますので、良かったら参考にして下さい。

医学生向け・転職|医師が病院のマッチングでチェックすべき6つのポイント!!

 


ブランド病院とは

 

 

ブランド病院とは、いわゆる『医者間での知名度が高い大型病院』の事でしょう。

 

関西なら神戸中央市民病院、関東なら聖路加や亀田総合病院といった所がしっかりしたネームバリューがある病院と言えるでしょう。

その名前の通り初期研修で選択すると箔がついたり、後のキャリアに有利などと言われたりしていますが、実際に初期研修でブランド病院を選択する事の有用性について考えてみましょう。

この際、ブランド病院に付随してくる病院の大きさなどは抜きにして、『ブランド』そのもののメリット、デメリットについて考えましょう。

 

 

....結論から言ってしまうと、個人的にはブランド病院とその他の病院に貴賎はなく、学生がどこまでそれぞれの利点、欠点を把握した上で病院を選択できるかがポイントになってくると思います。

『ブランド』に付随してくるメリットは大きいかもしれないが...

まずブランド病院のメリットから考えてみましょう。

メリットとしては、ブランド病院にはある程度の責任感や自尊心を携えた医者が多い傾向にあるので組織の中で受け入れてもらえる仕事能力の最低ラインが高い事があるかもしれません。

ただこの点に関してはブランド自体の魅力ではなく、二次的な要素なので、ブランド病院でなくてもしっかり医者が多い病院はいくらでもあるでしょう。

いずれにしても環境に左右されやすい人にはこの点がプラスになり、『自分でどこまで頑張ったらいいかわからない、一人だと怠けてしまう』といった類いの人にとってはメリットに挙げられると思います。

逆に自分で目標設定ができたり自学自習の習慣がついている人にはあまり影響を及ぼさなさそうですね。

それなりにブランド病院で採用してもらう事は難しく3倍、4倍の倍率の病院もあるとい話を聞いた事があります。

その狭き門を潜り抜けた事による優越感も少なからず感じるだろうし、ある程度ふるいにかけられているので研修医の質も高いかも。(個人的には面接だけだと『ヤバイ奴』かどうかはあまり見分けられないような気もしますが。)

ブランド病院で後のキャリアプランに差が出てくるかどうかですが、この点に関しては大差ないのではないか、と思っています。

就職してから出会う医者との人間関係がその後のキャリアに大きな影響を与えるのは間違いないですが、別に初期研修でブランド病院行ったから出世できるなんて話は聞いた事がないですね。

せいぜい○○病院で初期研修したんだ。じゃあたぶんまともなんだろうね、という第一印象を持たれる程度でしょう。

長期的に見たら各自の実力で評価されるでしょうが。


ポルシェに乗ったりロレックスの時計を身につけて悦に浸るように、ブランド病院で働く自分に充足感を感じ得る人にとっては選択肢として考慮されてきますね。

結局がその人が満足できるかどうかが一番重要なので。

何よりブランド物全てに言える事ですが、『ブランドがついている以上ある程度の質は担保される』という言葉に集約されるような気がします。

 

デメリットは...特になし!!

『ブランド病院』で仕事をする事に関してのデメリットに関しては特に無いのではないでしょうか。

ブランドが有るにこした事はないでしょう。

デメリットに関してはその他のポイントで考えましょう。

ハイパーすぎてうつ病になる可能性がある、とか。

ちなみに『ブラック病院』についてはこちらの記事で紹介してあります。


結局、ブランド病院の優位性とはブランドそのものに尽きる

要するに、ブランド病院というのはある程度医者の質が担保されている可能性は大きく、初期研修の選択肢としては無難である事は間違いないでしょう。

 

しかし片田舎の中規模病院でも日々臨淡々と床能力に磨きをかける医者が上質な救急対応、病棟管理をしている病院は存在しますし、自分にとってどんな条件が揃った病院で働きたいのかを言語化する事の方が重要でしょうね。

自己分析が大事です。

経験談ですが、時たまバリバリの野戦病院で働く研修医に志望科を聞くと眼科や耳鼻科と返答される事があります。

そういった研修医にとっては後期研修でやりたい事ができる病院を見据えたり、しっかりQOLを確保しその時間で専門の勉強をしたり遊んだりする方が有益な場合もあるでしょう。

医者である以上そういった現場も経験しておきたいというなら殊勝な考えではありますが、なんとなくの同期の『ハイポ病院で研修したらどうしようもない医者になる』といった同調圧力に屈しているのだとしたらその必要はないでしょう

それぞれの嗜好の部分の話なので全くもって否定する気にはなりませんが、ブランド病院に身を置く事で満足感を得られるタイプなのか、全く気にならないのか自分がどの属性なのか自己分析しておく事はとても大事です。

まあいずれにしても、初期研修の選択が『ブランド病院かそうでないか』の点においてその後の人生に影響を及ぼす点は少なく、それよりも上記の内容に注意して選択した方が良いと思われます。

最も大事な事はメンタル崩壊しない事なので、まずは5.6年の医学生達には背伸びせず冷静に自分のキャパシティを見極めてしっかりした自己分析をする事をお勧めしたいです。

こちらの記事も参考にして下さいね。

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