医者の転職/非常勤

今の仕事を続けて、本当に大丈夫?【医者が現状を維持するデメリットについて】

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こんな方におすすめ

✓今の職場が嫌すぎて逃げ出したい人

✓今の職場は好きだが、なんとなく物足りなさを感じている人

 

 

こんにちは、メノーです。内科医をしながら副業で月50万円くらい稼いでいます。

 

医者が資産運用をする上で、副業での収入を増やすと共に考えておかなければならないのが『本業での収入を上げる』という事です。

 

その本業での収入を上げる為に『転職』は大きな武器になります。

 

自分も転職をする事で、圧倒的に収入&QOLを上げる事ができました。

 

ただ、『転職』というとなかなかハードルが高いですよね。

 

勤務医さん
転職なんて周りしてる人少ないし、なんか怖くてできない...

 

って人がほとんどでしょうね。

 

ただし転職をした自分が言いたいのが、

 

『同じ環境で働き続ける事もめっちゃ怖いですよ』

 

って事です。

 

 

なので少し今回の記事では視点を変えて、『現状を維持する事のデメリット』についてお話していこうと思います。

 

 

ポイント

✓同環境で働くメリットはあるが、長期的視点で生かせるものなのか考えよう。

✓無知が一番の敵。外部から客観的に自分の職場環境を知る努力をしよう。

✓自分の人生における優先順位を考え、時間を浪費して後悔しないようにしよう。

 

現状の仕事を維持するメリットについて

 

まずメリットについて話しておきましょう。

 

勿論現状の仕事を維持するメリットはたくさんあるでしょう。

 

例えば職場の人間関係が構築されているだとか、ローカルルールに精通しているとか。

 

医局の枠組みの話で言えば、医局に所属していればバイトを斡旋してもらえたりだとか、

 

要するに人間、慣れた環境の方がそりゃ楽です

 

ただし、『現状の仕事を維持する』メリットとは、裏を返せば、

 

『その病院、またはその医局内で生かせるメリットが多い』

 

とも言えるのです。

 

その病院から異動させられたり、医局を辞めてフリーでやっていく時に役立つものなのかどうかを考える事が重要です。

 

あとは、現行の専門医制度だと、何年か医局に属さないと取得できないといった仕組みになっているように、

 

『組織に数年所属する事で何かしらの資格を有する事ができる』

 

というメリットもあります。

 

こちらはどこへ行っても使える資格が多く、有益なメリットだと思います。

 

ただし、今回の記事の要点から外れるのであまり深く言及はしませんが、

 

『その資格があなたにとって本当に有益な資格なのか?』というポイントについては常に思索しておく必要があります。

 

特に専門医をとる期間というのは人生の中で最も重要な時期といっても過言ではありませんから、その使い道には慎重になるべきです。

 

専門医に関しては人によって様々な意見があります。

 

自分の意見に関しては下記記事で紹介しているので参考にしてみて下さい。

 

【専門医】専門医取得の必要性について【要らなくないですか?】

 

 

現状の仕事を維持するデメリットについて

 

①外の世界を知る事ができない

 

同じ環境で働き続ける事のデメリットとして、外部の環境との違いを認識する事ができないというのは大きなポイントだと思います。

 

環境の違いに関しては、例えばバイトをするだけでも感じることができますね。

 

医者のバイトを始めて、収入も考え方も変わった

 

 

人間、『無知』というのは本当に怖いものです。

 

知識が無いと選択肢も狭まりますし、いわゆる『情弱』という状態に陥り情報のある人間と比べて損をしてしまう機会が多くなってしまいます

 

あなたが今働いている環境より高いレベル、高い給料で勤務できる病院があるかもしれないし、もっと楽に生活できる環境があるかもしれない。

 

勿論仕事はすぐにはやめられませんが、情報を収集して自分の天秤にかけておく事は重要です。

 

情報を集めていく内に、あなたの天秤が別の病院の方に傾く日がくるかもしれませんね。

 

 

 美容医療を批判する医者に美容医療経験者は少ない

 

全く話は変わりますが、臨床でバリバリ働いている人の中で、美容医療業界に関して批判的な意見を持っている人ってかなり多いですよね。

 

 

でもそういう人達に美容業界の知り合いがいたり、美容業界で働いたり、見学したりした事があるか?って話を聞くと、ほぼいない

 

 

経験したり、少なくとも経験者の話を聞かないで中身のある話なんてできる訳がないです。

 

 

要は何が言いたいかって言うと、多くの医者はみんな適当な事ばっか言ってるので、結局自分自身の経験があった上での話以外は聞く価値がないと思っています。

 

というかおそらく自分が無知な事を潜在意識では理解しているはずなのに、結局思想の根底に未知の環境への恐怖や羨望があるので、その感情と向き合わずに逃げてしまう場合が非常に多いと思います。

 

自分の周りには美容医療の関係者が何人かいるので話を聞く事があるのですが、確かに金儲けの為に顧客を集める事だけにフォーカスしているクソみたいな奴から、大手に所属せずに患者さんの為の美容医療をしようと日々奮闘している医者から様々です。

 

このような例からもわかるように、多くの医者は自分の今の現状を客観的に眺める努力をせずに、外部を批判して安心するという場合も多いのです

 

 

 

 

②失った時間は取り戻せない

 

仕事を続けるデメリットとして、『だらだら続けるうちに、あっという間に時間が経ってしまった』という現実が待ち受けている可能性がある事です。

 

もちろん仕事が順調で、出世街道まっしぐら!みたいな人生なら過去を振り返った時の幸福度は高いかもしれません。

 

しかし仕事を続けながら、続けている内にだんだんなんだかんだ仕事にも慣れてきて、ある程度のポジションを与えられたりして...と、気づいたら40台後半、50台になってしまうケースで、

 

自分の人生を振り返った時に幸福と言える見込みがあるのかどうか?はイメージしておく必要があります

 

そんな時こそ自分を振り返って内省して考えて欲しいのですが、あなたが本当にしたい事はなんなのでしょうか?

 

この記事を書いている私は、人生での優先順位を考えた時にある程度若いうちに使う『お金』『自由な時間』が上位にあったので転職をしました。

 

医局で資格や医局内で出世するメリットも、収入の増加に見合わないスキルも何の魅力にも感じませんでした。

 

何を魅力に感じるかのポイントは本当に人それぞれだと思います。

 

何か志を持って、医療に邁進している人にはこの記事は何の役にもたたないでしょう(というか、このブログに辿り着く事はないでしょう)

 

ただし、意外に自己分析をして、自分の本当になりたい未来、欲しいものが具体化されている人は、周りと話していて非常に少ないと思っています。

 

要は漫然と生きている人が多いと感じているのです。

 

当ブログの読者の皆さんにはできるだけ後悔のない人生を送ってほしいと考えており、その為には徹底した自己分析をお勧めしておきます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

しっかり自己分析をして自分の欲求を理解できている方、自分の環境を外部から冷静に見極めて、その上で勤務環境を選択できている方にはわかり切った話だったかもしれませんが、

 

少し耳の痛い話に聞こえた方もいらっしゃるかもしれません。

 

始めるのに遅いはないので、是非今回の記事を参考に自分の職場環境を見つめ直してみて下さいね。

 

 

 

 

 

 

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