こんにちは、メノーです。
普通の勤務医をしながら副業で月50万円程度稼いでいます。
今回は内科医の自分が転職をした体験から、『医者の転職のメリット』についてお話しようかなと思います。
ぶっちゃけ変化した事だらけで、何から話して良いかわからないのですが、とにかく転職で人生が好転したという確かな実感があります。
もし今勤務医で、何かしらの悶々とした気持ちを抱えながら仕事をしている人や、今一つ現在の職場が好きになれない人に対してこの記事を書きたいと思っております。
あくまで1個人として転職して変化した事を紹介していきますね。
自分と価値観がかぶる面があれば賛同してもらえるでしょう。
そして自分には何も特別な資格はありません。あるのは医師免許だけです。
読者の方々と条件としては変わらないですよね。
どういう選択をとるのかはあなた次第なので、この記事を読んで少しでも良い影響を与えられれば幸いです。
では自分の生活変化から、医者の転職のメリットについて紹介させて下さい。
①給料が上がった
転職をした事でまず第一に給料が上がりました。
正確に言えば、自分が給料が上がる病院を選択して転職したとした方が正しいかもしれません。
『月収』としての給料が上がった以上に『時給』としての給料が上がった要素の方が自分としては大きかったですね。
・週6日、残業多め
・当直有
・オンコール有
の環境から、
・週5日、残業なし
・当直、オンコールなし
・土日祝休み
の環境に変わった上で月収が上がっているので、時給に関しては数字で比較するとえげつないものになるのではないでしょうか。
自分の仕事をしっかり評価してもらえているようでなんだか嬉しくなりますね。
給料が上がったからといって派手な生活をしている訳ではありませんが、やはり気持ちに余裕ができますし、いざという時は全然散財できますし、やっぱりお金があるに越したことはないです(笑)
お金の余裕・ひいては心の余裕ができた事が大きなメリットですね。
②夜勤が無くなった
こちらも自分で選択したものですが、夜勤がなくなったのは自分の中では非常に大きかったです。
まず肌荒れがなおり、目の下のクマが消えました(笑)
生活リズムも非常に安定したものになり、規則正しい生活が送れています。
現在の体調のコンディションとしても勿論良くなりましたが、今後10-20年単位で考えた場合の身体的劣化度を比較しても相当にましなものになると思います。
こちらの方が重要だと自分は考えています。
人生100年時代、健康には気をつかって生きていたいものです。
その上で夜勤というのはどう考えても体に良くないです....
勿論非常に尊い仕事ではありますし、誰かがやらなければいけないのですが、勤務医として生きていく中で夜勤が半永久的に続く見込みがある人は、一度自分の長期的視点で考えた健康に関しては考えておく必要があると思います。
③自由な時間が大幅に増えた
自分が転職ををした最大の理由として、『若い段階から自分の時間と、お金が欲しかった』というものがあります。
ごく普通の医者が転職をした、4つの理由
まさにその時間を手にする事ができました。
現在週5勤務の土日祝休みという勤務体制は、医局に属して勤務医していた時に比べてめちゃくちゃ充実してます。
✓連休があれば旅行に行ける
✓平日も体力が温存されているので余裕を持って遊びにいける
✓オンコールがないのでいつでもお酒も飲める
...など
かといって勤務医としての仕事も転職の際に中身のある仕事ができる病院を選んだので質は損なわれず、良いリズムで行う事ができています。
まとめ
このように、自分は確固たる理由を持って転職をし、抑圧されていた欲求を叶える事に成功しました。
ただ、当たり前ですが今の医療の最前線で現場を支えて頂いている勤務医の人達がいるから自分が自分のペースで仕事ができるのであって、その人達には感謝の気持ちしかありません。
ただ医者の善意で成り立っている今の日本の医療界を眺める限り、自分が今回転職でした選択もそこまで否定されるようなものではなく、自分のような働き方が増える事で、制度として成り立たなくならないと、日本の医療界は変化する事はないのではないかとも考えています。
決して自分は自慢したい訳ではありません。
ただ、読者の皆さんと私は同じ医師免許を持っている同じ立場の人間です。
ここに一つの事実があります。
それは、『人間は、自分の意志で選択をして行動を決定しているという事』です。
あなたがもし今の職場に不平不満や愚痴を言っていたとしても、それは過去のあなたが選択した職場なのです。
ほとんどの末端の医者にとって病院の経営方針、職場環境を変えたり、ましてや現行の日本の医療の制度を変えたりするのは難しい事です。
かといって、あなたは勤務医として搾取され続けたままで良いのでしょうか?
現在のあなたにできる事は、次の選択をする事だけです。
このブログがその選択の一助になったら良いなと心から思っております。
良かったら他の記事も併せて参考にしてみて下さいね。