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呼吸器内科おすすめ本TOP3!!【研修医・レジデント向け医学書・参考書】

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メノー
こんにちは、メノー(@MedifixMenno)です。

現役の内科医をしております。

 

今回は『呼吸器内科のおすすめ本TOP3!』という内容でお話していきます。

 

他の呼吸器関連(感染症、抗菌薬、画像診断)のおススメ本は下の記事で紹介してありますので併せて参考にして下さい。

 

✓感染症のおすすめ本・マニュアルTOP3!!【研修医・レジデント向け教科書/参考書】

✓【研修医向け】抗菌薬おすすめ本TOP3まとめ!!【はじめの一歩】

✓画像診断のおすすめ本5選まとめ!【研修医・レジデント向け教科書/参考書】

 

呼吸器内科というと、自分の勝手なイメージなんですけど、

 

メノー
あんまり理解してなくても、わりとなあなあでなんとか乗り切れちゃうジャンル

 

って思ってるんです、周りをみていて(笑)

 

肺炎の治療だって頻度が多い分周りと同じような事やっとけば乗り切れちゃう事も多いだろうし、

 

肺に影があったらはい呼吸器内科!みたいなノリの人もいます。(これで循環器の心不全VS呼吸器の肺炎どっちがとるか論争が起こるんですけどね(笑))

 

ただそれは勿論正しい治療をしているとは全く言えませんね

 

気道・肺疾患は頻度が多いからこそ、

 

✓結核を疑う要素、また疑った時どうするのか

 

✓COPDや喘息のコントロール薬の使い分け

 

✓呼吸機能検査を行うべきタイミング

 

などに関して適当に乗り切るのではなく、しっかり知識に基づいていて、かつその知識を実践で生かせるようにしておいた方が良いと思います。

 

研修医向けとはいえ呼吸器疾患の範囲は広いので勉強する量は決して少なくありませんが、一番コスパの良い流れで勉強できると思う医学書を紹介していくので是非参考にして下さい!

 

今回のランキングは結構わかりやすくて、

1位:基本編、2位:実践編、3位:応用編

て思ってもらえれば良いと思います。

 

それぞれの学習進度に合った本をチョイスしてあげて下さいね。

 

それでは参りましょう。

 

また、おススメの医学書TOP100を下の記事で紹介してありますので、良かったらそちらも読んでみて下さいね。

 

おすすめ医学書ランキング100冊!2020年度版!【保存版・研修医もベテランも】

 

 

1位:レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室

 

呼吸器内科おすすめ本第1位は『レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室』です。

 

著者の長尾先生は胸部画像も素晴らしい本(⇒画像診断の記事参照)を執筆されているのですが、呼吸器教室も非常に良書ですね。

 

初学者に向けてわかりやすい文章を書く能力+初学者を直に教育されてきた経験、両方を併せ持っているがゆえにターゲットとなる研修医のニーズをしっかり押さえられているなと感じました。

 

内容としては非常にボリュームは多いんですけど、その分1冊で呼吸器内科全体の基礎をさらえる本なので、呼吸器教室さえあれば何冊も基礎本を買う必要はないと思います。

 

長尾先生の本は通読しやすさがウリ(と勝手に思ってます(笑))なので、分量が多いですがちびちび読んでいけば呼吸器内科の基本は確実に身につくでしょう。

 

あえて欠点をいうならそこまで最新のエビデンスに特化した内容ではなく、どちらかというとガイドラインレベル(引用もガイドラインからが多い)の内容が多いですね。

 

それでも理解のしやすさ・まとまりという面でここまで完成された本はないので万人におすすめできる本ですね。

 

さらにエビデンスベースの濃い情報を求めるなら2位の中島先生の本を次に読んでみると良いでしょう。

 

あと特典としておまけで電子版もついてるので、スマホやタブレットに入れておけるのは嬉しいですね。

 

2位:レジデントのための 呼吸器診療最適解

 

呼吸器内科おすすめ本第2位は、『レジデントのための 呼吸器診療最適解』です。

 

1位の本と似たようなタイトルですが、内容は全然違います(笑)

 

著者の中島啓先生は亀田総合病院の呼吸器内科の部長の先生です。

 

Twitterでも質の高い情報発信をしている(⇒中島先生のアカウント)ので自分も結構参考にしていますね。

 

自分としては研修医に1位の長尾先生の本と併せて読んで欲しい本なのですが、理由+長尾先生の本との住み分けとしては、

 

✓対話形式で各症例に対して迷いながら治療方針を決めていくので、より実践・実際の仕事をイメージして知識を肉付けできる

 

✓エビデンスに基づいている+エビデンスを『知っている』から『使いこなす』為の頭の使い方が症例と向き合っている対話の中で身につく

 

といったポイントです。

 

とっつきやすさ・基礎力を身に着けるという意味では長尾先生の本が良いですし、より知識をブラッシュアップして、実践での使い方を身に着けるという意味は中島先生の本がおススメですね。

 

なので1位→2位と読み進めていくとスムーズかなと思います。

 

長尾先生の本で基礎知識を身に着けたら、さらにその知識を中島先生の本でブラッシュアップしましょう。

 

そして知識は持っているだけでは意味がないので、対話形式で実臨床に則した呼吸器診療最適解を読めば、より実践での知識の使い方がイメージできると思います。

 

3位:呼吸器診療 ここが「分かれ道」

 

呼吸器内科おすすめ本第3位は『呼吸器診療 ここが分かれ道』です。

1位、2位と読み進めて、

 

研修医くん
呼吸器の基本は理解し、実践での知識の使い方もある程度わかった!

 

という人におススメの本です。この本を読めばさらに実践力が身につくと思います。

 

具体的には、

✓COPDに吸入ステロイドって使うもんなの?

✓痰の抗酸菌塗抹が陽性になった時の次のアクションは?

✓wheezeが聞こえたらすぐ喘息吸入で良いの?

 

といった呼吸器診療に実際に関わっている人にとってはあるあるの状況をひたすらシミュレーションして、それに対する答えをズバッと導いてくれている本です。

 

普段診療をしていると、調べる労力はかけられないんだけど、なんか気になるなあ~みたいな細かい疑問がどんどん蓄積していきませんか?

 

そういった呼吸器系の疑問はこの本を読めば結構解決すると思いますよ。

 

個人的には超かゆい所に手が届く本で読んで有益でした。

 

まとめ

では最後に今回紹介したおすすめ本をまとめて終わりにしたいと思います。

 

ポイント

✓1位:レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室は研修医教育に精通した著者による呼吸器の基本を漏れなく学べる本!

 

✓2位:レジデントのための 呼吸器診療最適解は基本が身についた人がその基本を『生きた知識』として実践で活躍させるための思考力を身に着ける本!

 

✓3位:呼吸器診療 ここが「分かれ道」は超実践に役立つ、普段の呼吸器臨床でモヤモヤしている疑問をスッキリさせてくれる本!

 

という感じで、1⇒2⇒3位と読み進めていくと呼吸器内科の知識を上手く臨床でぶん回せるようになるのではないかと思います。

 

当サイトでは、他にもおススメの医学書を紹介しておりますので是非参考にしてみて下さいね。

 

おすすめ医学書ランキング100冊!2020年度版!【保存版・研修医もベテランも】

 

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